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各電極の対応する周波数推定のためのソフトウエア

本ソフトウエアは術後のレントゲンあるいはCT画像から人工内耳電極の挿入角度(Angular Insertion Depth)を測定することにより、蝸牛内に挿入された各電極の位置に相当する周波数を推定するためのものです。周波数の計算方法は、Helpard et al., An Approach for Individualized Cochlear Frequency Mapping Determined From 3D Synchrotron Radiation Phase-Contrast Imaging.  IEEE Trans Biomed Eng. 2021;68:3602-3611.の方法に準拠しています。本手法は、マッピングの際にAS領域とオーバーラップする電極を推定するための参考値として利用することが推奨されます。内耳奇形のある場合には本推定式は使用できませんのでご注意ください。

​スクリーンショットに示すように、術後のレントゲンあるいはCT画像から、各電極の挿入角度(Angular Insertion Depth)を測定し、入力することで各電極位置に相当する周波数を計算することができます。術後の残存聴力に応じてAS領域とオーバーラップする電極を推定することで、より良いマッピングを行うことが可能となります。本プログラムにはMicrosoft Excelが必要です。利用に際しては、利用上の注意をよくお読みになり、あくまでもマッピングを行うための参考値としてご活用ください。

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